香川県東かがわ市引田の古い町並み一帯で8日夜、「引田の光プロジェクト」が始まった。町家に取り付けた格子窓の一種、虫籠窓(むしこまど)などを柔らかく照らす企画。メイン会場の讃州井筒屋敷では、日替わりでライブやダンスなど多彩なイベントも繰り広げられ、家族連れらが散策を楽しんでいる。16日まで。


虫籠窓などを柔らかい光で照らした古い町並みを散策する来場者=香川県東かがわ市引田

虫籠窓などを柔らかい光で照らした古い町並みを散策する来場者=香川県東かがわ市引田


 まちづくりに積極的な住民でつくる「マチノトミ」が主催。昨夏、瀬戸内国際芸術祭に引田エリアが初参加した際に実施し、懐かしさと新しさが重なる夜型コンテンツとして今夏は単独で開催した。
 会場は延長約1・5キロの古い町並み一帯で、民家や空き家など30軒が協力。「しぇあはうす しゅんぽ」では、東かがわコトコトプロジェクトと銘打って、往事の手袋産業の様子を影と音で表現。来場者が柔らかな光とミシンの音色に足を止め、地域で発展してきた産業の歴史を感慨深そうに味わっていた。
 初日はイベントとしてたいまつ武者行列も実施。各地で同様の取り組みを行っている関係者が参加し、手作りのよろいやかぶとを身に着けた“武将”たちがたいまつを手に古い町並み一帯を練り歩いた。
 16日までの期間中、讃州井筒屋敷に設けたステージでは、ライブやダンス、着物ショーなど多彩な日替わりイベントを用意。飲食が楽しめるブースも多数出店する。マチノトミは「初日は想定以上の人出があり手応えを感じている。お盆期間中で帰省している人も多いと思うので引田で楽しんでほしい」としている。
 時間は各日午後7時から同9時まで。日替わりイベントの詳細はホームページで公開している。

(四国新聞・2026/08/10掲載)


引田光プロジェクト



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