カラン、カラン、カラン―。白鳥神社の表御門を心地よい風が通り抜けると、ガラス製の風鈴が一斉に鳴り始める。強い日差しが容赦なく肌を刺してくるとはいえ、この透明感ある音色が聞こえると体感温度が下がるから不思議だ。


青や白、水色の梛木の葉風鈴。「カラン、カラン」という音色が涼しさを感じさせる

青や白、水色の梛木の葉風鈴。「カラン、カラン」という音色が涼しさを感じさせる


 日本武尊(やまとたけるのみこと)が白鳥になって舞い降りたという伝説が残る同神社。境内を彩る数多くの風車でも有名だが、2021年から夏季限定で風鈴が登場。平穏無事を象徴する凪(なぎ)に通じ、繊維が強く裂けないことから縁結びの木とされる梛木(なぎ)の葉を短冊に取り付け、「梛木の葉風鈴」と名付けて参拝者に涼を届けている。
 表御門を抜けた先の表参道や手水舎、回廊の3カ所に合わせて500個を設置。表参道には青、白、水色の風鈴だけを集め、聴覚的にも視覚的にも涼しさを感じる演出を施した。「健康で家族みんなが夏を過ごせるように」「すてきなご縁を」など参拝者が願いをしたためた短冊を見て回るのも一興。
 設置は30日まで。奉納料は一短冊300円。

(四国新聞・2026/08/14掲載)



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