徳島県との県境に位置する讃岐山脈第2の高峰、大川山(だいせんざん)(標高1043メートル)。山頂付近の気温は麓と比べ5~6度低く、ひんやりとした空気と山上を吹き抜ける爽やかな風を感じることができる。


竜王山などを望むまんのう天文台からの眺望=香川県仲多度郡まんのう町中通


 琴南公民館付近から頂上付近まで車で約20分。駐車場から鳥のさえずりを聞きながら山道を歩くと、雨乞い祈願の神として信仰を集める大川神社が鎮座する。毎夏、約1300年前から伝わるとされる「大川念仏踊り」が奉納される場所で、立ち並ぶ大木と神社の厳かな雰囲気が涼感を誘う。
 近くのまんのう天文台からは県内最高峰の竜王山が望めるほか、晴れていれば剣山をはじめとする四国山地の山々も一望でき、暑さを忘れるような眺望が眼下に広がる。毎週金~日曜に開催中の天体観望会(要予約)は子どもたちに人気が高く、今の時季は天の川や夏の大三角が見頃。
 観望会のある日の日中は施設見学も可能で、星団や太陽の観測が可能な天体望遠鏡を見学でき、夏の天体写真約40点も展示している。問い合わせは同天文台〈0877-89-0619〉。

(四国新聞・2026/08/18掲載)



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