ペットボトルキャップアート 動物生き生き、守ろう自然環境 二十四の瞳映画村で作品展
ペットボトルのキャップを使って森や海、身近な環境で暮らす生き物などを躍動感あふれる立体絵画に仕上げたアート作品展が、香川県小豆郡小豆島町田浦の二十四の瞳映画村のギャラリー「KUROgO」で開かれている。キャップの色の濃淡や記されている文字、マークなどの並びも生かし、動物の表情や動作をユニークに表現した色鮮やかな作品が、訪れた家族連れらの視線を引き付けている。9月23日まで。
作品展は美しい自然に囲まれた小豆島で、改めて環境問題について考えてもらおうと企画。札幌市出身で2013年に土庄町に移住したアーティスト善吉ロドリゲスさん(71)=本名・小柳善昭=が、17年から小豆島で集めたペットボトルキャップを使って制作した作品のうち、28点を厳選して展示している。
「ファンキーチキン」と題した作品は、赤、黄、オレンジ、緑、薄い青色などのキャップを組み合わせ、2羽のヒヨコを引き連れたニワトリが高らかに声を上げながら前進している様子を捉えている。タコが餌を取ろうとしている様子を描いた作品のタイトルは「Don’t Eat(ドント・イート)」。海中を漂うプラスチック片が、生き物の命を奪う原因の一つになっている状況を訴えている。森の木々をつたいながら移動するサルを描いた作品では、サルの表情が不平不満を抱えているように映る。
開館は午前9時~午後5時。観覧は無料だが、映画村への入村料(中学生以上千円ほか)が必要。問い合わせは二十四の瞳映画村〈0879-82-2455〉。
(四国新聞・2026/08/19掲載)

