香川県内外の作家が手がけた「招き猫」の展示販売が20日、高松市牟礼町の道の駅源平の里むれで始まった。個性豊かな75体がずらりと並び、訪れた市民らがじっくりと品定めしながら、お気に入りの一体を買い求めている。売り切れ次第終了。


香川県内外の作家が手がけた個性豊かな「招き猫」

香川県内外の作家が手がけた個性豊かな「招き猫」


 産直売り場に設けたアート作品の展示スペースを活用した取り組みで、同道の駅が企画。香川、徳島、岡山の3県の作家31人に、香川のPRにつながるような作品作りを依頼した。
 招き猫は陶製で、高さ約10センチ。うどんやハマチ、おいりなどをモチーフに、作家が創意工夫を凝らしたユニークな作品を展示している。一つ一つ表情や色彩などが異なり、中にはオリーブ牛や高松張子の「奉公さん」、屋島のタヌキ伝説にちなんでタヌキに仕立てたものも。背面には硬貨の投入口を設けており、貯金箱としても利用できる。
 価格は3960円(紙製の金びょうぶと敷物付き)。営業時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは同道の駅〈087-845-6080〉。

(四国新聞・2023/12/21掲載)



関連情報