多度津デート、魅力満載 官民組織が冊子第4弾 四つのモデルコース紹介
地域の魅力発信に取り組む多度津町タウンプロモーション事業推進プロジェクト実行委員会は、町内のグルメや体験を題材にした冊子「NICE TADOTSU(ナイス・タドツ)」第4号を作製した。「たどりつく多度津(再)。たどつdeデート」をテーマに掲げ、四つのデートのモデルコースや宿泊施設などを紹介している。
冊子は、2017年度から町のプロモーションに取り組む官民連携組織の「まねきねこ課」が町内の魅力を再発見してもらおうと企画。第1号では新型コロナウイルスの影響で苦しむ飲食店を応援、第2号ではまち歩きや体験スポットを紹介し、第3号では町が導入したコミュニティー通貨の「どっつ」の使い方などにスポットを当てた。
1~3号に続いて、同実行委がナイスタウン(高松市)の協力を得て約3千部を作製。目玉のデートコースは、桃陵公園や金剛禅総本山少林寺などを巡る「お花見&ピクニック」をはじめ、重厚な造りの建築物が多く残る町並みを巡る「瀬戸内海&本通散策」など4コースで、飲食店や体験スポットの情報も盛り込みながら、持ち運びやすいA5判のオールカラー24ページにまとめた。ホテルやゲストハウスなどの情報を伝えるコーナーもある。
このほか、ふるさと納税の返礼品にもラインアップしている町の特産品を春夏編と秋冬編に分け、計4ページで特集。春夏編にはアスパラガス、秋冬編には養殖カキの生産者へのインタビューを添えた。
町役場などの公共施設や掲載店などで無料配布している。問い合わせは町政策観光課0877-33-1116。
(四国新聞・2024/01/18掲載)