池田知事は22日の定例会見で、高松空港とベトナムとの間のチャーター便が3月に計7往復運航することが決まったと発表した。現地で人気の高い日本の桜の時期に合わせた運航で、ベトナムからのインバウンド(訪日客)向けとして実施する。

 チャーター便を運航するのは、ベトナムの格安航空会社(LCC)ベトラベル航空。3月17~31日の間に、首都のハノイとの間で3往復、南部のホーチミンとの間で4往復をそれぞれ運航する。同社のチャーター便は日本初就航となる。
 いずれの便も190人乗りの機体を利用し、現地で募集したツアー客向けに運航する。ツアーは4泊5日の日程で、香川のほか関西圏などを巡る予定。香川県内では栗林公園を訪れ、うどん作り体験も組み込まれる見込み。
 ベトナムとの間のチャーター便の運航は2011、12、19年に計8便の実績がある。
 知事は「今回のチャーター便を成功させ、今後のチャーター便の運航実績も重ね、定期路線の開設に結び付けたい」と期待を込めた。

(四国新聞・2024/01/23掲載)


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