色鮮やか、光の芸術　高松でステンドグラス展

　香川県高松市上林町の大西・アオイ記念館で色鮮やかなステンドグラスの作品展が開かれている。梅雨時をイメージした雨傘や温かみのあるランプなど趣向を凝らした力作が並び、来場者を楽しませている。

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　作品展は、ステンドグラスの創作活動に励む松本恵さん（高松市木太町）と、指導する教室の生徒１３人が日頃の成果を披露するとともに、ステンドグラスの魅力を伝えようと２年に１度開催している。

　館内のギャラリーには、スイセンやバラなど季節の花や情景をモチーフに制作した新作を中心に約１００点を出品。赤色や青色などの雨傘、柔らかな光が幻想的な雰囲気を演出するランプをはじめ、カラフルなガラスを組み合わせた壁掛けパネルや細工を取り入れた時計、ワインクーラー、写真立て、ティッシュケースなど個性豊かな意欲作が展示されている。

　松本さんは、ステンドグラスについて「光がガラスを透過して変化し、映える様子は絵画とはまた違う美しさがある。気分転換にもいいですよ」と魅力を語った。

　作品展は１９日まで。入館料は一般１００円ほか。

（四国新聞・2020/07/16掲載）

大西・アオイ記念館

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