香川県善通寺市文京町の四国学院大学で恒例のイルミネーションの点灯が行われ、学内を幻想的な雰囲気に包んでいる。地域との交流を図る大学開放事業「クリスマス・プロジェクト」の一環で、演奏会や演劇公演などの多彩なイベントも予定している。


学内を幻想的に照らすイルミネーション=善通寺市文京町、四国学院大

学内を幻想的に照らすイルミネーション=善通寺市文京町、四国学院大


 イルミネーションには約6万6千個の発光ダイオード(LED)を使用。正門近くには、学生らが設営した光のトンネルなどがきらめき、訪れた市民らを魅了している。また多目的ホール「アトリウムコイノス」には、高さ約6メートルのツリーに、市の「子どもライブラリー」利用者らが作った紙コップ製のトナカイ、ペットボトル製のサンタクロースなどが飾り付けられている。点灯は来年1月15日までの午後5~11時。
 このほか同プロジェクトでは、芸術コースの学生による卒業公演(7~11日)、弦楽四重奏と朗読の夕べ(12日)、劇団ロロ公演(17、18日)、聖歌隊とハンドベルのクリスマスコンサート(24日)などが企画されている。
 一部のイベントは入場料が必要。問い合わせは実行委〈0877(62)3967〉。

(四国新聞・2022/12/06掲載)



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