香川県高松市中心部で宿泊する観光客をターゲットに、香川の伝統文化と四国の地酒を楽しんでもらう夜間イベント「ミクソロジー・エクスペリエンス・バー」が28日から11月3日まで、高松市古新町のリーガホテルゼスト高松で開かれる。


香川の伝統文化と四国の地酒を楽しめる夜間イベントのチラシ


 リーガホテルゼスト高松を運営する穴吹エンタープライズが夜型観光の充実に向け企画した。期間は瀬戸内国際芸術祭(11月4日まで)の最終盤の1週間で、1階のラウンジを会場に開く。

 文化体験のワークショップは日替わりで開催。初日から順に▽しょうゆ▽日本酒▽和三盆の型抜き▽遍路▽木の箸作り▽漆芸の金継ぎ▽組手(くで)障子のコースター―の7種類で、職人ら各分野の専門家が講師を務める。参加費は1回2000円(31日の遍路のみ無料)。

 ドリンク類は、四国4県の地酒計12種類を1杯500円で販売。今回の企画のために考案した日本酒ベースのカクテル(1000円)は、小豆島のオリーブの新漬けをパウダー状にし、ソルティードッグのようにグラスの縁にまぶしている。

 予約不要でリーガホテルゼスト高松宿泊客以外も参加可能。ワークショップは19:30から21:00。ドリンク販売は19:00から23:00。

(四国新聞・2019/10/26掲載)


リーガホテルゼスト高松


関連情報