瀬戸内サマーナイトフェス 家族連れらで大盛況 パフォーマンスや大道芸、グルメ
暮れゆく瀬戸内海を眺めながら音楽や大道芸、食を楽しむ夏のイベント「SETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVAL 2019」が7月20日から8月4日までの16日間、高松市のサンポート高松で開かれた。会場は連日、大勢の家族連れや若者らでにぎわい、穏やかな潮風に揺られながらステージショーを堪能。心地よい夏の夕涼みを満喫した。
同フェスティバルは、県や高松市などでつくる実行委員会が2014年から毎年開いており、今年で6回目。ステージは国内外で活躍するグループなどの大道芸やパフォーマンス、音楽やダンスのライブで構成する趣向で、いずれも無料で公開している。ステージ周辺にブースを構える県産食材などを使ったこだわりのグルメも好評だ。
今年の目玉は、フランスのエンターテインメント集団「カンパニー・デ・キダム」で、日本初となる新作の「Love Songs of TOTEMS」を16日間すべてで上演。瀬戸内海や高松シンボルタワーをバックに、光に照られた巨大なバルーン人形をゆらりゆらりと動かし、来場者を幻想的な世界へといざなった。
大道芸は前半の7月27日までをストリートマジシャンの紙磨呂さん、同28日から最終日までをバルーンパフォーマーのSyanさんが担当。ともに世界トップクラスのテクニックを惜しげもなく繰り出し、笑いあり、感動ありのステージを連日披露した。
音楽・ダンスのライブにはプロ3グループを含む計13組が出演。ロマンチックな瀬戸内海の夕暮れを背景に、ボサノバやジャズ、ポップスなどの珠玉のナンバーを奏でた。
飲食ブースには県内の飲食店などが1日当たり15店ほどが日替わりで出店、オリーブ牛のステーキや県産野菜たっぷりのカレーライスなどが人気を集めた。16日間では計37店舗が出店した。
SETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVAL 2019
SETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVAL 2019
会場 | サンポート高松 |
---|---|
開催期間 | 2019/7/20~2019/8/4 |