待ちに待ったゴールデンウイーク(GW)がやって来た。「さあ、どこへ行こう」「今年はガソリン代が高いから…」。それなら、近場で家族や友人とのんびり過ごすのもいい。「おサイフに優しい」香川県内のおすすめスポットやイベントを紹介する。

さぬきこどもの国(香川県高松市香南町)

 高松空港に隣接する人気の児童施設。29日は午前10時55分から1階のこども劇場で開園31周年を祝う記念式典があり、同11時と午後2時からパフォーマンスユニット「おむすびひろば」によるイベント「わくわくドキドキ♪ おむすびひろば絵本読み聞かせライブ」(各回40分、先着200人)を開催。プラネタリウムは終日無料。5月3日は県内の児童館によるワークショップなどの多彩なプログラムを用意。4、5日の「こどもフェスティバル」は歌やダンスのステージのほか、工作体験ブースなどが並ぶ。3~5日はキッチンカーも出店する。

 【メモ】高松市中心部から車で約40分。5月3~5日はさぬき空港公園アドベンチャーゾーン駐車場に臨時駐車場を設け、無料ピストンバスを運行する。問い合わせは同施設〈087-879-0500〉。


さぬきこどもの国


四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁)

 四国最大級の水槽(約650立方メートル)で黒潮のような海流や回遊魚の遊泳を再現した「綿津見(わたつみ)の景」や、渦潮を水中観覧船からのぞき込むような水槽などを楽しめる。ペンギンやアシカなどが餌を食べる様子を見学できるほか、現在は絶滅種に指定されるニホンカワウソに焦点を当てた特別展「ニホンカワウソ大捜索隊司令部」を開催している。5月2~5日は、通常午後6時までの営業時間を同9時まで延長。水槽照明が深い青色に変化し、幻想的な空間が広がる。瀬戸内海を背景にした夕暮れ時のイルカショーも見どころ。

 【メモ】高松自動車道坂出ICから車で約10分。入館料は大人2600円、小中学生1400円ほか。問い合わせは四国水族館〈0877-49-4590〉。


四国水族館


国営讃岐まんのう公園(香川県仲多度郡まんのう町吉野)

 約350ヘクタールの広大な園内で、花々やイベントが楽しめる。5月10日まで「春らんまんフェスタ」を開催。4月末ごろまでは、花巡りの丘などで水色のネモフィラが見頃となる。5月下旬ごろまでは、青竜の谷で朱色のポピーが、風花の庭ではトレニアやガウラなども咲く見通し。フェスタ期間中は、オリジナル缶バッジがもらえるデジタルスタンプラリー、インスタグラムを利用したフォトコンテストを実施。シャボンスティック作りやウオーターバルーンなど、当日受け付けの体験イベントも企画している。

 【メモ】高松自動車道善通寺ICから車で約25分。入園料は大人450円、中学生以下無料など。駐車料金が別途必要。問い合わせは国営讃岐まんのう公園管理センター〈0877-79-1700〉。


国営讃岐まんのう公園


丘一面に広がるネモフィラを背景に写真撮影する来園者=2026年4月19日、香川県仲多度郡まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園


直島(香川県香川郡直島町)

 「現代アートの聖地」として世界中から注目される島。宮浦港近くの「赤かぼちゃ」をはじめ、家プロジェクトや地中美術館、直島新美術館などの人気スポットが点在している。直島小学校や直島町役場などのユニークな公共建築群を眺めながらゆっくりと散策したり、豊かな自然や心地よい潮風を感じながらレンタサイクルで巡ったりするのもお勧め。アート施設の一部では、オンライン予約を推奨している。GW期間中は開館時間を変更している施設もあるため、事前の確認が必要。混雑するため、船に乗る際は早めに港へ。

 【メモ】高松港からフェリーで1時間ほど。島内の移動は町営バスやレンタサイクルなど。問い合わせは直島町観光協会〈087-892-2299〉。


父母ケ浜(香川県三豊市仁尾町)

 夕日の絶景スポットとして一躍人気となった南北約1キロの遠浅の海岸。干潮時に砂浜に現れる大きな潮だまりに風景や人物が鏡のように映り込む。例年、GW期間中の多い日には1万人以上が訪れる。周辺駐車場の混雑が予想されるため、29日から5月8日までは一部の駐車場が有料の事前予約制に。料金には父母ケ浜の環境保全や維持管理のための協力金が含まれる。撮影に適したタイミング、駐車場の案内は市観光交流局のホームページで確認できる。

 【メモ】高松自動車道の三豊鳥坂IC、さぬき豊中ICから車で約20分。周辺駐車場のほかに約1キロ離れた臨時駐車場も。問い合わせは三豊市観光交流局〈0875-56-5880〉。


夕日を浴びながら潮だまりでポーズを取り、写真に納まる観光客=2025年4月26日、香川県三豊市仁尾町の父母ケ浜


父母ケ浜


二十四の瞳映画村(香川県小豆郡小豆島町田浦)

 小豆島出身の作家・壺井栄の名作「二十四の瞳」の世界観が体感できる。1987年公開の田中裕子さん主演版の映画で使ったロケセットを保存、改築した施設で、日本映画と文学のテーマパークとしても楽しめる。村内には栄の愛用品や生原稿を展示した「壺井栄文学館」や、50年代の日本映画黄金期の名作を映像と写真で紹介するギャラリー「キネマの庵(いおり)」、昭和中期の雰囲気を残す映画館「松竹座」、その2階には映画や瀬戸内にまつわる書籍が楽しめるブックカフェ「書肆海風堂(しょしうみかぜどう)」などがある。村中央の花畑では5月6日まで端午の節句に合わせて12匹のこいのぼりを掲揚している。

 【メモ】池田港から車で約30分、土庄港から約40分。対岸のオリーブビーチから渡し舟も(片道約10分、有料)。午前9時~午後5時。休村日なし。入場料は中学生以上900円ほか。問い合わせは二十四の瞳映画村〈0879-82-2455〉。


二十四の瞳映画村


小豆島オリーブ公園(香川県小豆郡小豆島町西村)

 内海湾を見下ろす丘陵地に20種類約2千本のオリーブの木々や130種類以上のハーブが植えられている。フォトスポットとして人気のギリシャ風車は、日没時間帯に合わせて発光ダイオード(LED)によるライトアップ(午後6時半~同8時半)を実施。ライトの色はイベントなどに合わせて変化する。GW期間中の基調色は白。小芝風花さん主演の映画「魔女の宅急便」(2014年公開)のロケセットを移築した雑貨店などもある。幸せを呼ぶとされるハート形のオリーブの葉を使ったしおり作りなどのほか、季節ごとにクラフト教室を開催している。

 【メモ】土庄港から車で約25分、池田港から約10分、坂手港から約20分。無休。問い合わせは小豆島オリーブ公園〈0879-82-2200〉。


小豆島オリーブ公園


思い思いのポーズで写真を撮る観光客=2025年5月3日、香川県小豆郡小豆島町西村の小豆島オリーブ公園


しろとり動物園(香川県東かがわ市松原)

 ホワイトタイガーやキリン、ゾウなど約75種350頭・羽の動物を飼育。触れ合いを重視しており、多彩な動物を間近で見たり、触れたりできる。通常の営業は午前9時半~午後5時。5月3~5日は周辺道路の渋滞対策として午前9時半~午後6時に拡大する(入園は午後5時まで。天候により変更の可能性も)。キリンへの餌やりやヘビとの記念撮影、カワウソとの握手なども楽しめる。同園は「例年、GWは混雑するので時間に余裕を持って来園し、動物と触れ合って」と呼びかけている。

 【メモ】高松自動車道引田ICから車で約10分。問い合わせはしろとり動物園〈0879-25-0998〉。


しろとり動物園


レオマリゾート(香川県丸亀市綾歌町)

 オリエンタルトリップ内に28日から、ペディーやポーリーなどオリジナルキャラクターをモチーフにしたエリア「キャラクターガーデン」が新登場。キャラクターたちが遊びに来て、四季折々の花々とともに記念撮影を楽しめる。約10万本のバラが咲き誇る恒例の「春の大バラまつり」は5月1日からスタート。3~5日には、夜の人気イベント「花火ファンタジア」を開催。午後8時半から、音楽と花火が融合した幻想的な光のショーが夜空を彩る。このほか、ツリーステージではキャラクターショーやお笑いライブも。

 【メモ】高松自動車道善通寺ICから車で約25分。入園料は3歳~小学生1500円など。問い合わせはレオマリゾート〈050-3499-6428〉。


園内のパレードで各キャラクターと一緒に踊る子どもたち=2025年5月5日、香川県丸亀市綾歌町のレオマリゾート


レオマリゾート


(四国新聞・2026/04/26掲載)


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