炊きたてご飯の“お供”にどうぞ―。近年、つくだ煮などに地元の特産品を使った商品が次々と登場している。ほかほかご飯のおいしさを引き立ててくれる名脇役を頬張ってみた。


琴平町特産のニンニクを使った「ガーリック侍」のおかず味噌


 香川はニンニクの生産量が全国2位。主な産地の琴平町では加工品の開発にも力を入れ、町商工会が中心となって作った「ガーリック侍」シリーズが好評だ。おかず味噌(みそ)(650円)は、山椒(さんしょう)を利かせた青唐辛子入りのピリ辛みそにニンニクを加え、ニンニクの強い風味とみその甘みがマッチする。ごまふりかけ(500円)もご飯によく合う。

 丸虎食品工業(小豆島町)からは、こだわりのしょうゆを使って炊いた甘辛い味付けの「ししゃもきくらげ」(540円)。シソの実を加え、爽やかな味わい。小豆島特産のつくだ煮を食べ比べてナンバーワンを決めるイベント「島めしフェスティバル2019」で1位に輝いた。


「島めしフェスティバル2019」で1位に輝いた「ししゃもきくらげ」


 オリーブ牛や伊吹産いりこを使った「机上の食論(くうろん)」シリーズ(各540円)を販売するのは、讃岐缶詰(三豊市)。オリーブ牛は肉みそに、伊吹産いりこはオリーブオイルあえにし、風味豊かに仕上げた。担当者は「チャーハンや焼きおにぎりなど、レシピをアレンジしてもおいしい」とアピールする。


オリーブ牛や伊吹産いりこを使った「机上の食論」シリーズ


(四国新聞・2020/02/16掲載)


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