香川県高松市の栗林公園で20日、秋のライトアップが始まった。来園者は、柔らかな光に照らされ昼間とはひと味違った雰囲気を醸し出すカエデやイチョウなどに見入り、晩秋の風情を楽しんだ。29日まで。


ライトアップされた紅葉を楽しむ来園者=高松市、栗林公園


 見どころの一つ、南湖沿いの「楓岸(ふうがん)」や南湖内に浮かぶ「楓嶼(ふうしょ)」付近では、カエデが頭上に折り重なるように植えられており、家族連れやカップルらが赤や黄色のコントラストを楽しんでいた。今年から新たにライトアップされた公園発祥地とされる築山「小普陀(しょうふだ)」も幻想的な光に包まれ、多くの人が足を止めて写真に収めていた。

 友人と訪れた丸亀市綾歌町の高校生は「初めてライトアップに来た。すごくきれい。たくさん写真を撮りながら回りたい」と話していた。

 期間中は開園時間を21:00まで延長(入園は20:30まで)。問い合わせは栗林公園観光事務所、電話087-833-7411。

(四国新聞・2020/11/21掲載)

栗林公園秋のライトアップ


所在地 香川県高松市栗林町1-20-16
開催期間 2020/11/20~2020/11/29
開園時間 17:00~21:00 入園は20:30まで
入園料 大人410円 小人170円
TEL 087-833-7411


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