スナック菓子大手の湖池屋は、小豆島を旅した気分になれるオンラインバスツアーを、琴平バス(香川県仲多度郡琴平町)などの協力で31日に実施する。6月28日に全国発売した小豆島産オリーブオイルを使ったポテトチップスをPRしながら、新型コロナウイルスの影響で旅行客が減少している島の観光業を側面支援する。


オンラインバスツアー形式のメディア発表会に出演した関係者。(左上から時計回りに)湖池屋の佐藤社長、琴平バスの楠木社長、小豆島町の松本町長、東洋オリーブの南社長


 湖池屋は2018年から各地の素材をポテトチップスに使用して地域の魅力を発信する「JAPANプライドポテト」シリーズを展開しており、19年に東洋オリーブ(小豆島町)のエキストラバージンオイルや兵庫県淡路島産の藻塩、瀬戸内産のレモンを使用した「小豆島オリーブソルト」を発売。以降、島産オリーブの風味をしっかり表現できるよう毎年改良を重ね、今回の「JAPANプライドポテト 小豆島オリーブ」第3弾につなげた。


湖池屋のポテトチップス「JAPANプライドポテト 小豆島オリーブ」


 商品のコンセプトには「小豆島オリーブの認知拡大」「観光客誘致」を掲げており、オリーブ振興を目的に1袋当たり1円を小豆島町に寄付する。今回のオンラインバスツアー企画もこうした取り組みの一環。

 ツアーは31日10:00から約90分間実施。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使い、エンジェルロードや小豆島オリーブ公園、二十四の瞳映画村、東洋オリーブのオリーブ畑などをライブを中心に紹介する。

 6月28日にはオンラインバスツアー形式でメディア向けに新商品発表があり、湖池屋の佐藤章社長、東洋オリーブの南安子社長、琴平バスの楠木泰二朗社長がそれぞれリモートで自社の取り組みをアピール。小豆島町の松本町長は「JAPANプライドポテトの発売を契機に全国の皆さんに小豆島の魅力を知ってもらえれば」と話した。

 31日のツアーには20人を招待。参加希望者は専用サイト〈https://koikeya.co.jp/campaign/jpp_shodoshima2021/〉で申し込む。締め切りは18日。当選者にはJAPANプライドポテト小豆島オリーブや東洋オリーブのオリーブオイルなども贈られる。

(四国新聞・2021/07/04掲載)


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