“金のハマチ”釣り上げて 白鳥神社おみくじに新色 東かがわ 期間限定の御朱印も
香川県東かがわ市松原の白鳥神社は、“ハマチ釣り”を楽しみながら運勢を占うことができるユニークなおみくじ「開運出世ハマチみくじ」に、新たに金色のハマチのマスコットを用意した。東京五輪・パラリンピックの開催にちなんだもので、17日から授与を始める。併せて、同日からハマチの御朱印も期間限定で授与する。
ハマチみくじは、他の神社でも行われている縁起物の「タイ」のマスコットを釣りざおで釣るおみくじを参考に、地元色を出そうと企画。ハマチは東かがわ市が養殖発祥の地であるとともに、成長とともに名前が変わる出世魚で縁起物としても知られることから、おみくじに最適と考えて採用、青色のマスコットを用意して昨年9月から授与を始めた。
第2弾となる今回の金色は、古来から縁起が良い色とされているのに加え、東京五輪・パラリンピックの輝く金メダルに着想を得た。紙張り子製で大きさは青色と同サイズの約8センチ。ハマチのおなかにおみくじが入っている。
おみくじは社務所で初穂料300円を納めた後、社務所前に設置している海をイメージした箱にたくさん入っている“ハマチ”の中からお気に入りの1匹を竹ざおを使って釣り上げてもらう仕掛け。猪熊兼高禰宜(ねぎ)は「通常の青色と同様、金色のおみくじも期限を決めず続けていく予定。参拝された際、金色のハマチを釣り上げ、明るい未来を占ってみては」と話している。
ハマチの御朱印は12月20日までの期間限定で授与する。縦16センチ、横11センチ。中央に青色のハマチがデザインされたものが基本となり、金曜日に関してはハマチが金色となる。初穂料は500円。
社務所の受付時間は8:30~17:00。問い合わせは白鳥神社 0879-25-3922。
(四国新聞・2021/09/16掲載)
白鳥神社
所在地 | 香川県東かがわ市松原69 |
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