劇団四季の新作ファミリーミュージカル「はじまりの樹の神話」(劇団四季など主催)が2022年2月3日午後6時半からレクザムホール(香川県高松市玉藻町)で、6日午後4時からサクラートたどつ(香川県仲多度郡多度津町大通り)で上演される。内気な少年が不思議な出会いをきっかけに「人とのつながり」の大切さに気付いていく心の成長の物語を届ける。


「はじまりの樹の神話」の一場面(撮影・樋口隆宏)


 神奈川県を皮切りに9月からスタートした全国ツアー公演。劇団四季のファミリーミュージカルとしては2年ぶりの新作となる。原作は児童文学作家・岡田淳の「こそあどの森の物語」シリーズ第6巻。シリーズは1994年の初巻刊行以来、四半世紀にわたって読み継がれている。

 主人公は、本好きで自分だけの世界を楽しんでいる少年スキッパー。ある夜、大昔から時空を超えてやってきた少女ハシバミを助け出す。少女と過ごす中でその過酷な運命を知り、力になろうと決意するが―。
 
 劇団四季は「勇気を与えてくれる壮大なファンタジー。人と人とのつながりを信じ、思いを発信することの大切さを伝えたい」としている。

 チケットは高松公演が11月20日から、多度津公演が27日から発売。一般5500円ほか。問い合わせは高松公演=劇団四季全国営業部、電話0570(008)110、多度津公演=サクラートたどつ、電話0877(33)3330。

(四国新聞・2021/11/19掲載)


劇団四季 はじまりの樹の神話


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