磨いた音色、高らかに よんでん文化振興財団コンサート 奨学生4人が公演 24日、高松のレクザムホール
よんでん文化振興財団の奨学生による「第26回ふるさとコンサート」が24日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。県出身の2人を含む四国ゆかりの若手4人が、それぞれの分野で磨き抜いた演奏を披露する。
県出身はトランペットの橋本愛理さん(高松市出身)とフルートの細川愛梨さん(善通寺市出身)の2人。このほか、バイオリンの藤原綾さん(愛媛県出身)とサックスの池田葵さん(高知県出身)が出演する。
橋本さんは東京音楽大大学院を経て県内で演奏活動や後進の指導に当たっている。今回はラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」などを取り上げる。細川さんは東京芸大大学院を修了し、フリーの演奏家として幅広く活動。公演ではボルヌの「カルメン幻想曲」などで感謝の音色を響かせる。
同財団は音楽分野などで芸術家を目指す四国出身の大学生らを対象に奨学援助を行っており、同コンサートは1996年から開催している。
午後6時半開演。国などの新型コロナウイルス対策ガイドラインに沿って実施。入場無料。希望者は同財団ホームページ上の専用サイトに入り、スマートフォンでチケットを申し込む。締め切りは21日。
問い合わせは同財団、電話087-823-5511。
(四国新聞・2022/08/05掲載)