香川県さぬき市津田町の津田の松原周辺で29日、イベント「すなはまフェスティバル」が始まった。砂浜に約460枚のTシャツを並べるアートの展示や、飲食が楽しめるマルシェなどがあり、大勢の人でにぎわっている。11月3日まで。


砂浜を彩るTシャツアート=香川県さぬき市津田町、津田の松原

砂浜を彩るTシャツアート=香川県さぬき市津田町、津田の松原


 イベントは多文化共生の推進や地域の活性化などを目的に、地域住民や外国人実習生らで組織する実行委(田村美津子委員長)が初めて開いた。
 メインのTシャツアートは、県内外から寄せられたイラストや写真などが胸部分にプリントされた白色のTシャツを、ひもでつるして展示。訪れた家族連れらは、地元児童から外国人実習生まで多様な人が考えたデザインを1枚ずつ楽しみながら、砂浜をゆっくりと歩いていた。
 このほか、初日は近くのふるさと海岸で日本人や外国人約70人が玉入れなどを楽しむ「すなはま運動会」を開催。30日はフラダンスやバリ舞踊、火を用いたファイヤーパフォーマンスなどのステージイベントもあり、来場者はTシャツ展示や飲食などと一緒に楽しみ、休日を満喫した。

(四国新聞・2022/10/31掲載)



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