四国水族館に「ウサギ」? 干支ちなみ水生生物展示 跳んで移動、赤い目… 6種紹介
今年の干支(えと)「卯(う)」にちなんだ企画展「UTA ZOO」が、香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁の四国水族館で開かれている。見た目や動きなど、ウサギを連想させる水生生物を集め、水族館ならではの展示で迎春ムードを演出している。31日まで。
企画展は、子どもたちの冬休みに合わせて開催。干支をテーマにしたものは同館では初めて。
会場には6種類の水生生物を展示。頭部に吸盤があり、岩の間をぴょんぴょんと跳んで移動する様子がウサギを思わせる「ヨダレカケ」や、赤い目と白い体を持つ「タイリクバラタナゴ」のアルビノ、ウサギのような顔つきから「ラビットフィッシュ」という英名がある「アイゴ」などが、水槽の中で愛らしい姿を見せている。
併せて、紅白の幕の前で同館の宣伝隊長の「しゅこくん」と写真撮影ができるフォトスポットも設置した。同館は「ウサギという身近な動物を通して、水族館の仲間の魅力を感じてほしい」と来館を呼びかけている。
(四国新聞・2023/01/07掲載)