バレンタインデーに小豆島を訪れた観光客らに地元特産のオリーブで作ったリースをプレゼントしようと、島内の観光関係施設の従業員らが10日、香川県小豆郡小豆島町西村のオリーブ公園で、幸せや平穏を招くというリース作りに取り組んだ。


オリーブの枝を丸めてリース作りに取り組む観光関係施設の従業員ら=小豆島町西村、小豆島オリーブ公園

オリーブの枝を丸めてリース作りに取り組む観光関係施設の従業員ら=小豆島町西村、小豆島オリーブ公園


 オリーブのリースを玄関などに飾ると、その家庭に幸せが舞い込むとされることにちなみ、小豆島観光協会が1998年から毎年実施。今年は協会加盟の19事業所から従業員ら約30人が参加した。
 オリーブの枝は、同公園が約40センチ前後の長さに切りそろえて提供。参加者は枝を輪の形に整え、赤やピンク、オレンジなどのカラフルなリボンで留めた後、リースのいわれを紹介したしおりやチョコレートと一緒に袋詰めした。
 3回目の参加という国際両備フェリーの北川晶穂さん(26)は「葉の形がかわいいものを選んで作った。観光客の皆さんに旅の記念として喜んでもらえたら」と笑顔で話していた。
 この日作ったリース約1500個は、バレンタイン当日の14日を中心に各事業所で配布する。

(四国新聞・2023/2/11掲載)


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