粟井神社では４年ぶり祭り 花手水がお出迎え 観音寺
香川県観音寺市粟井町の粟井神社で、アジサイの見頃に合わせて「粟井あじさい祭り」（同実行委員会主催）が4年ぶりに行われている。神楽などの催しがあり、県内だけでなく近県からも多くの見物客が訪れている。18日まで。
色とりどりのアジサイの花を浮かべた花手水＝香川県観音寺市粟井町、粟井神社
境内では、色とりどりの花を浮かべた花手水（ちょうず）が参拝者を出迎えている。絵馬殿では、地元の粟井小学校の児童による作品を学年別に展示。1、2年生は折り紙やバブルアートを使ってアジサイとカタツムリを表現した工作に取り組み、3、4年生はアジサイなどを題材に俳句を詠んでいる。
神社ではアジサイの時季に合わせ「紫陽花祭」と記した特別御朱印を授与している。水色、藤色、桃色の3種類で、1枚500円。枚数に限りがあるとしている。
初日の10日には関係者が出席して神事を含む式典が営まれ、地元有志による神楽の奉納が行われた。腹おどりなどの披露が行われる18日は午前9時から午後2時まで境内への車両の乗り入れが禁止になる。粟井小と粟井公民館に臨時駐車場が設けられる。