「瀬戸内国際芸術祭2019」の夏会期開幕に合わせ、日本郵便四国支社(松山市)は19日、同芸術祭のオリジナルフレーム切手を発売した。82円切手10枚が1シートで1700枚製作した。価格は1300円。


瀬戸内国際芸術祭2019のオリジナルフレーム切手

瀬戸内国際芸術祭2019のオリジナルフレーム切手


 新作アートを中心に計15作品の写真を切手の絵柄や台紙のパッケージ写真としてあしらった。切手の絵柄には、女木島で展開されている「島の中の小さなお店プロジェクト」の一つ、レアンドロ・エルリッヒさんの「ランドリー」や、鴻池朋子さんの「リングワンデルング」(大島)などを採用した。

 日本郵便の浦瀬孝之四国支社長が同日、県庁に浜田知事を訪ねて切手シートが入った記念パネルを贈呈。知事は「オリジナル切手でのPRはありがたい。ともに芸術祭を盛り上げていただきたい」と話した。

 瀬戸芸の記念切手の販売は13年、16年に続いて3回目。今回は県内と岡山県玉野市の全郵便局(一部の簡易郵便局を除く)、岡山と四国他3県の中央郵便局の計204局で販売する。

(四国新聞・2019/07/21掲載)


関連情報