香川県高松市の栗林公園で21日夜、秋のライトアップに向けた試験点灯があった。赤や黄色に色づいたカエデやイチョウが柔らかな光に照らされ、幻想的な光景が夜空を鮮やかに彩っている。ライトアップは23日から12月3日までの11日間。



 鑑賞コースとして、東門と北門を出発点に北湖や南湖、日暮亭などを巡る約2・4キロを設定。南湖沿いの「楓岸(ふうがん)」付近には、カエデが頭上に折り重なるように植えられており、見どころの一つとなっている。
 大名庭園らしさを演出するため、昨年から桜の馬場や商工奨励館前に設置している和傘は、今年から新たに掬月亭前にも拡大。事前予約制の和船の夜間運航は現時点で予約が埋まっている。期間中は開園時間を午後9時まで延長(入園は同8時半まで)。問い合わせは同公園観光事務所〈087-833-7411〉。

(四国新聞・2023/11/23掲載)


栗林公園



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