日本郵便四国支社(松山市)は26日、瀬戸内海国立公園指定90周年を記念し、瀬戸内海を望む県内各地の名所をあしらったオリジナルフレーム切手の販売を始めた。香川県内の全186郵便局などで取り扱うほか、5月5日からは日本郵便のウェブサイト「郵便局のネットショップ」でも売り出す。


瀬戸内海国立公園指定90周年を記念したオリジナルフレーム切手

瀬戸内海国立公園指定90周年を記念したオリジナルフレーム切手


 切手は、瀬戸内海の多島美の景観を守り、魅力を次世代へ伝えようと作成。屋島北嶺(高松市)や寒霞渓(小豆島町)、父母ケ浜(三豊市)、琴林公園(さぬき市)など県内各地の名所とともに、穏やかな瀬戸内海の美しさを伝えるデザインにした。
 この日は県庁で贈呈式があり、同支社の内田謙介支社長が池田知事に切手を手渡し、「90周年のイベントを次々行っていると聞いたので、切手の販売が一助となれば」とあいさつ。知事は「瀬戸内海は香川にとって力の源泉。切手の発行は、90周年を機に県民が結束していく大きな力になる」と謝意を示した。
 価格は1シート(84円切手10枚)1330円。販売部数は千シートを見込んでいる。

(四国新聞・2024/04/27掲載)


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