琴平町の金刀比羅宮表参道に続く新町商店街周辺で31日、「こんぴら夏夜市」が開かれる。町のシンボルの「鞘(さや)橋」や「高灯籠」に加え、今年は新たに町役場近くの興泉寺境内もライトアップする。夜店や多彩なステージイベントもあり、琴平の夜を盛り上げる。


31日の「こんぴら夏夜市」に向けた試験点灯でライトアップした興泉寺=琴平町榎井

31日の「こんぴら夏夜市」に向けた試験点灯でライトアップした興泉寺=琴平町榎井


 夏夜市は町商工会青年部・女性部が主催し、2017年から開催している。ライトアップは午後7時から同9時まで。鞘橋や高灯籠、興泉寺境内が青や緑、黄色など、時間とともに変化する光で彩られ、非日常の雰囲気を醸し出す。

 夏夜市は午後5時にスタート。長さ250メートルほどの新町商店街には射的や輪投げ、ヨーヨーなどの夜店が並ぶ。町が友好交流協定を結んでいる台湾・新北(しんぺい)市瑞芳(ずいほう)区の名所「九※(きゅうふん)」の赤ちょうちん約600個や「むれ源平石あかりロード」の作品が町並みを柔らかく包み込み、周辺のスポットを巡る「街あかりラリー」も楽しめる。

 金倉川沿いの一之橋公園では飲食のバザーが出店し、園内の特設ステージではこんぴら船々踊りやロールケーキの早食い大会、豪華賞品が当たる富くじなどのイベントが行われる。問い合わせは町商工会〈0877(73)5525〉。

※は人ベンに分

(四国新聞・2019/08/31掲載)


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