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屋島山上、香川感じる喫茶 旧売店活用し開業 地元食材使った軽食 伝統工芸や食品販売
香川県高松市屋島東町の屋島山上駐車場内に「屋島喫茶JOG(ジョグ)」がオープンした。地元の食材を使った軽食を提供するほか、香川の伝統工芸品や食品などの土産物も販売。屋島山上は食事ができる場所が少なく、担当者は「観光客がゆったりできる場所になれば」としている。
店舗は、ドライブウエイ売店として使われていた建物を活用。屋島山上交流拠点施設「やしまーる」を運営するイースト(東京)が瀬戸内国際芸術祭の開幕に合わせて4月17日にオープンした。店内は売店時代のテーブルや椅子などを生かしたレトロな雰囲気になっている。
軽食は「日替わりセット」(千円)として、炊き込みご飯と汁のセットか、うどんとおむすびのセットを提供。汁にはいりこだしや県産のみそを使うほか、うどんは「うどん本陣山田家」(高松市牟礼町)のうどんを使用している。屋島で採れたハチミツのドリンクや「しおのえふじかわ牧場」(同市塩江町)のソフトクリームなども味わえる。
店舗入り口付近には土産物コーナーを設置。庵治石を使ったインテリア用品や香川漆器などの工芸品のほか、うどんや地元の醸造所で作られたしょうゆなど屋島近隣の名品をセレクト。瀬戸芸の公式グッズも取り扱う。
営業は木~日曜の午前11時~午後5時。問い合わせは〈070-2490-8388〉。
(四国新聞・2025/05/20掲載)