ニュース NEW
島の食材、味わって! 瀬戸芸に合わせレストラン 小豆島・来月1カ月限定
瀬戸内国際芸術祭の夏会期の開催に合わせ、香川県小豆郡小豆島町坂手地区の住民有志らが8月1日から1カ月間、坂手遊児老館(同町坂手)で瀬戸内の魚やそうめん、オリーブ牛など地元特産の食材を使った料理を提供するレストランを運営する。関係者は「観光客らに“ご当地グルメ”を味わってもらい、アートに加え、食からも島の魅力を体感してもらえれば」としている。
レストランは、同町の地域おこし協力隊員で海の幸や水産業の魅力発信を推進する浜田勤士さん(51)が呼びかけて企画。地元婦人会などと連携して実行委員会を組織し、タイなどの地魚、そうめん、つくだ煮、オリーブ牛などの仕入れルートを確保した。
同31日までの期間中は「サカテキッチン」と銘打ってランチを提供する。メニューは新鮮なマダイを地元のしょうゆ、ごま油に絡めるなどした「ひしお丼セット」(1800円)や、オリーブ牛などを使った「すき焼き丼セット」(2千円)=いずれもそうめんが付く=のほか、島産のノリやつくだ煮などを使った「おむすび」(450円)を準備している。
営業は午前11時から午後3時まで(1日限定60食、売り切れ次第終了)。5、21、27の3日間は休み。支払いは現金のみ。問い合わせなどは実行委のインスタグラム〈sakate.kitchen〉。
(四国新聞・2025/07/30掲載)