漆器を取り入れた日常生活を提案する「香川の漆器まつり」が13日、香川県高松市栗林町の栗林公園商工奨励館で始まった。艶やかな光沢を放つ食器や家具など約2千点を展示販売。来場者は職人から制作工程や手入れの方法を聞きながらじっくりと品定めしている。15日まで。


おわんや花器など日常に取り入れやすい香川漆器をじっくりと品定めする来場者=香川県高松市栗林町、栗林公園商工奨励館

おわんや花器など日常に取り入れやすい香川漆器をじっくりと品定めする来場者=香川県高松市栗林町、栗林公園商工奨励館


 県内外の人に地域の伝統工芸品をアピールしようと、県漆器工業組合が毎年開催。今回は県内の8事業者が出展している。
 会場には、香川漆芸の3技法「蒟醤(きんま)」「存清(ぞんせい)」「彫漆(ちょうしつ)」などを駆使して緻密に仕上げたコップや花器、たんすなどがずらり。黒色や朱色の落ち着いた色彩で、傷が付いても目立ちにくい模様が施された盆や弁当箱など長く使えるものも豊富だ。また、伝統工芸士による実演コーナーもあり、観光客らの目を楽しませている。
 同組合の担当者は「日用品として使いやすい価格のものを集めた。自宅に持ち帰って艶が増していく様子や優れた耐久性を体感してほしい」としている。

(四国新聞・2026/02/14掲載)



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