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名所目指し幻想の光 東かがわ「小海の松崎桜」 地元有志、周辺の環境整備 動物のオブジェと競演
東かがわ市小海の松崎地区にある「小海の松崎桜」が見頃を迎え、地元有志によるライトアップが人気を集めている。家族連れらが訪れ、夜空に浮かぶ幻想的な桜景色を楽しんだり、昨年から展示しているキリンなどのオブジェの前で記念撮影をするなどして、春の訪れを感じている。
小海の松崎桜は1993年の東四国国体を記念して小海川沿いの土手に植栽されたソメイヨシノ。ライトアップは照明デザイナーの岡田成生さん(63)=同所=が2022年から手がけている。
昨年4月から小海活性化協議会の一員となった岡田さんは、今年のライトアップに向けて準備を進める中で周辺の環境整備に注力。協議会のメンバーらと一緒に、3日間かけて土手に生えていたササを除去した。
ライトアップが始まると優しく照らされた桜とオブジェが競演。ベンチで語ったり、木の下で抱き合ったりしているキリンのカップル、空中ブランコ中の豚のオブジェが光に映え、来場者を楽しませている。
2日時点でほぼ満開の状態を迎え、8日ごろまで見頃は続く。ライトアップに使用した機材は昨年の倍以上となる12基で、一つ一つ色温度を調整したという岡田さんは「土手のササを協力して刈ったのは桜の本数を増やすため。いつか『桜ロード』と呼ばれる日まで地域を盛り上げていきたい」と意気込んでいる。
ライトアップは午後6時から明朝まで(一部は午後10時まで)。場所は引田インターチェンジから南西に約2キロ。車で訪れる際は小海の松崎桜の向かいにある「岡田こうじ屋」の駐車場を利用する。
(四国新聞・2026/04/05掲載)

