こんぴら文化観光推進協議会(金刀比羅宮、琴平町など)は、同宮や旧金毘羅大芝居・金丸座の歴史を多言語で紹介するデジタルタッチパネルと、音声ガイドを同宮境内や参道に導入した。外国人観光客らの利便性を高めるのが目的で、英語や中国語、韓国語など6言語に対応している。


金刀比羅宮や金丸座の解説動画が閲覧できる高橋由一館のタッチパネル=香川県仲多度郡琴平町

金刀比羅宮や金丸座の解説動画が閲覧できる高橋由一館のタッチパネル=香川県仲多度郡琴平町


 デジタルタッチパネルは境内にある高橋由一館内に設置し、表書院や奥書院、金丸座などに関する五つの動画が閲覧できる。普段は入場できない旭社を3次元(3D)探索するメニューもあり、屋根裏の構造や軒の裏に彫られた彫刻も拡大して見ることができる。同館が開館する土、日、祝日に利用可能。
 音声ガイドは表参道の石段10段目付近と大門、金丸座の3カ所にあり、スマートフォンでQRコードを読み取ると、位置情報と連動して参拝スポットの音声解説が流れる仕組み。金丸座では、芝居小屋の各ポイントごとに解説を聞くことができる。いずれも文化庁の補助事業を活用して設置した。


表参道などに設置されたQRコードを読み取って音声ガイドを聞く参拝者=香川県仲多度郡琴平町

表参道などに設置されたQRコードを読み取って音声ガイドを聞く参拝者=香川県仲多度郡琴平町


 音声ガイドを利用した愛知県の会社員(27)は「外国人の友だちを案内するのに便利」と笑顔。同協議会は「外国語だけでなく日本語のメニューもあるので、参拝や見学の際に活用してほしい」と利用を呼びかけている。

(四国新聞・2026/04/11掲載)



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