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目指せうどん店独立! 丸亀・よしやで修業生が月1間借り営業 独創メニュー・既にファンも
目指せうどん店開業―。 香川県丸亀市飯野町の人気うどん店「純手打うどん よしや」で修業中の3人の男性が、月に1回、同店を間借りして「さつきや」を営業している。それぞれが考案した、さつきや限定の独創性あふれるメニューを毎月提供。毎回訪れる根強いファンもおり、人気を集めている。
さつきやの業態は、よしやの店主山下義高さん(51)が、実践的な経験を積むことで自分の道を見つけるきっかけになればと、2024年2月にスタート。これまで3人が“卒業”し、県外でうどん店を営むなどして活躍している。
現在の修業生3人は、岡田晃輝さん(25)=高松市出身=、広瀬真太郎さん(41)=静岡県出身=、水谷知廉さん(40)=秋田県出身=。岡田さんは元自衛官。広瀬さんと水谷さんも別の職に就いていたが、郷里で「うどんの道」を切り開こうと、修業のため単身で香川に移住している。
さつきやのメニュー作りで3人が意識しているのは季節感と「自分が食べたいと思うか」。「豚と菜の花のゴマダシうどん」や「鬼おろし大根のすきやき風うどん」といった他店にはない斬新な一杯を生み出してきた。
4月23日の営業では、知恵を振り絞って考えた、ワカメとタケノコをふんだんにトッピングした「若竹あんかけうどん」、具だくさんのクラムチャウダーと担々麺風の肉みそがのった「クラム担々うどん」を提供。朝から多くの客が訪れ、ユニークなうどんに舌鼓を打っていた。
さつきやが開かれるのは23回目で、この日は約40杯を売り上げた。今回は、事前告知やPRの重要性のほか、温・冷といった提供の仕方を踏まえ、天気予報をチェックする大切さを実感、今後の営業に生かす考えだ。次回は5月28日の予定。
「目の前の仕事を着実にこなしていくのみ」(水谷さん)、「心身の状態が良くなければ店に立つことはできない。まずは健康第一で頑張りたい」(岡田さん)、「挑戦・成長している姿を交流サイト(SNS)などで発信し、店に会いに行きたいと思ってもらえるような存在になりたい」(広瀬さん)―。3人は夢を思い描きながら、一歩ずつ前進している。

