高松市北浜町の北浜アリーで11日、「高松的台湾夜市in北浜アリー」が始まった。スイーツや雑貨など台湾の人気店を招いた屋台などが出店。来場者は食事や買い物を楽しみながら、リノベーションされた古い倉庫街と異国情緒とのコラボレーションを満喫した。


異国情緒が漂う中、食事などを楽しむ来場者=高松市北浜町


 イベントは、同市と台湾・基隆市の交流協定締結を機に昨年始まり、今年で2回目。高松市では来夏の東京パラリンピックに伴い、台湾のパラ陸上代表チームが事前合宿を行うことも決まっている。

 会場では台湾から招いた雑貨やアクセサリーなどの10店のほか、若者らに人気のタピオカドリンクなどを販売する屋台が軒を連ね、建物の壁面には基隆市の夜市や祭りの様子を撮影した映像を投影。現地らしい雰囲気が再現された。

 漢方を使ったスイーツや台湾の古い家庭雑貨などを販売する藍啓陽さん(36)は「高松は初めて来たが、予想以上に大きな街。人の行き来が活発な今だからこそ、台湾に親しみを持ってもらえるようアピールしたい」と話していた。

 12日は台風19号接近に伴う悪天候が見込まれるため中止する。13日は16:00から21:00まで。

(四国新聞・2019/10/12掲載)

高松的台湾夜市in北浜アリー


所在地 香川県高松市北浜町4−14
開催日時 10/11(金曜日)、10/12(土曜日)、10/13(日曜日) 16:00~21:00 
※10/12は台風19号接近に伴う悪天候が見込まれるため中止する
TEL 087-839-2197(高松市観光交流課都市交流室)


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