ホテルチェーンの東横イン(東京)は、香川県丸亀市浜町のJR丸亀駅前に新ホテルを開業する。オープンは2020年12月ごろの予定で、駅に近い好立地を生かしてビジネスや観光需要を見込む。県内で同社が運営するホテルは高松市兵庫町と合わせて2棟となる。


JR丸亀駅前に建設されるホテルのイメージパース


 新ホテルは鉄筋コンクリート造り14階建てで、延べ床面積は約4400平方メートル。シングル167室、ツイン52室など総客室数は246室。

 不動産業の京都ハウジング(丸亀市)が同社の所有地約1200平方メートルにホテルを整備し、東横インが賃料を支払って運営する。整備費は約10億7千万円。

 東横インが運営するホテルは海外を含め295棟(4月末現在)。丸亀駅前は海側に工業団地があり出張などビジネス需要が見込まれるほか、金刀比羅宮やニューレオマワールドなどの近隣の観光資源も生かせると判断した。地元雇用も計画している。

 東横インは「地元に溶け込んだ利用頻度の高い施設を目指す」としている。

(四国新聞・2019/06/27掲載)


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