8日は二十四節気の一つ「立冬」。暖かな日が続くものの、朝晩の引き締まった空気に冬の気配が漂う。樹齢約700年、岩部八幡神社の大イチョウも黄色く衣替えし、降り注ぐ陽光に黄金色に輝く。見頃は今月下旬まで。一面に散り敷いた落ち葉のじゅうたんも、また一興。(6日撮影)


 香川県高松市塩江町の岩部八幡神社(池田哲夫宮司)は、紅葉の時季限定の特別御朱印を授与している。二つ折りで、開くと切り絵で表現した同神社のシンボルのイチョウなどが立ち上がる立体的な御朱印に仕上げている。限定200枚。


 小豆島を代表する観光地を多彩な光で彩って新たな魅力を創出するイベントが7日、エンジェルロード(香川県土庄町)と寒霞渓山頂駅(香川県小豆島町神懸通)を皮切りにスタートする。プロジェクションマッピングを活用し、各地の地形的な特徴や歴史的背景を想起させる映像を映し出し、来場者に夜の小豆島観光を楽しんでもらう。12月3日まで。


 瀬戸内をテーマに、香川県と東京芸術大が連携して行う美術展「海は人を愛する『くらし⇄うみ』展」が、瀬戸内海歴史民俗資料館(高松市亀水町)で開かれている。県内外のアーティストが県内の中高生と一緒に離島などの暮らしを調査した上で現代アートを制作。地域の民俗資料が並ぶ会場に溶け込むように展示され、瀬戸内の暮らしを芸術として浮かび上がらせている。26日まで。


 香川県丸亀市綾歌町のテーマパーク、ニューレオマワールドで3日夕、中四国最大規模の250万個の発光ダイオード(LED)が園内を彩るウインターイルミネーションが始まった。高さ23メートルのクリスマスツリーが一足早くお目見えし、バラ園やアトラクションなどに新たなイルミネーションスポットも登場した。


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