善通寺市特産のダイシモチ麦を使った「讃岐もち麦ダイシモチ入り粒あんぱん」が、2月1日から県内のスーパーで販売される。新発売に合わせ、1日、善通寺市などが出資しているまちづくり会社「まんでがん」などが善通寺、丸亀両市内のマルヨシセンターで、試食販売を行うイベントも実施する。


2月1日から発売するダイシモチ麦を生地に練り込んだ「讃岐もち麦ダイシモチ入り粒あんぱん」


 新商品のあんパンは、大手製パン神戸屋グループのタイヨー神戸屋(坂出市)が企画。タイヨー神戸屋は健康志向が高まる中、精白米と比べて約30倍の食物繊維を含むダイシモチ麦に注目し、誰もが食べやすいあんパンを開発した。

 ダイシモチ麦は、1997年に善通寺市内の研究機関が開発したもち性の裸麦。昨年8月にはダイシモチ麦を使用した主力商品「讃岐もち麦ダイシモチ」が、食後血糖値の上昇抑制や腸内環境を整えることに優れている点が認められ、消費者庁の機能性表示食品にも登録された。

 新商品はダイシモチ麦をパンの生地に15%練り込んでおり、独特のプチプチした食感が楽しめる。ほんのり甘いのが特徴で、子どもからお年寄りまで食べやすい味に仕上げている。

 価格は1個130円(税抜き)。1日の試食販売は10:00から13:00まで善通寺市上吉田町のマルヨシセンター善通寺店、15:00から16:00まで丸亀市飯山町のグランデリーズ飯山店で行う。

 パンに関する問い合わせは、タイヨー神戸屋お客様センター、電話0120-454-311。イベントに関する問い合わせはまんでがん、電話0877-64-0012。

(四国新聞・2020/01/31掲載)


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