金刀比羅宮 みこし渡御4年ぶりに 9日から例大祭
香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮(琴陵泰裕宮司)例大祭が9日から11日まで営まれる。10日夜には最大の呼び物である「みこし渡御」を4年ぶりに実施するほか、多彩な関連イベントが企画されている。
9日は本宮で午後4時から八少女(やおとめ)舞、10日も午前10時、午後4時に大和舞などが奉納される。みこし渡御の「お下がり」は10日午後9時に本宮を出発、600人を超える大行列が2時間ほどかけて約2キロ先の神事場を目指す。11日は神事場で午後1時から、雅楽演奏ユニット「博雅会」が舞楽「蘭陵王」を奉納。同9時からは「お上がり」があり、大行列が本宮へ戻る。
このほか10、11日は、例大祭奉祝奉賛会(会長・片岡町長)による関連イベントも開催。神事場では両日午前10時から午後6時ごろまで、ブレイキンや大道芸、ダンスなどが続々と披露される。10日夜は表参道で、こんぴら船々おどりや阿波おどりがにぎやかに繰り広げられる。
表参道周辺は、10日午後7時から翌日午前2時まで車両通行止めとなる。イベントの問い合わせは町観光商工課、電話0877-75-6710。
(四国新聞・2023/10/07掲載)