丸亀市中心部を竹明かりや灯籠などで彩る「丸亀まちあかり2023」が7日開かれる。大手町の市民ひろばや市民交流活動センター「マルタス」前に、趣向を凝らした手作りの明かりを展示。薄くて柔らかい紙素材の「お花紙」を使った「花ぼんぼり」も制作しており、会場を訪れた人に持って巡ってもらう。

 印象に残るイベントを通じて古里の良さを再発見してもらおうと、市民有志らでつくる実行委が開催。市中心部では2015~19年度に「まるがめみちあかりプロジェクト」、21年夏に「まるがめ城宵灯(あか)り」といった明かりをテーマにしたイベントが開かれており、昨年から「まちあかり」に発展的に統合した。
 今年はより幅広く市民の参加を促す目的で、7月以降、花ぼんぼり制作などのワークショップを各地で開催。実行委のメンバーが高校や保育施設にも出向いて制作を指導するなど関わりを深めてきた。
 当日は学校の垣根を越えて活動している「まるがめ高校生ボランティア部」や藤井高校、村上学園高校、香川大学などの生徒や学生のほか、まちづくり団体のメンバーらが手作りした明かりを同ひろばやマルタス前に展示。同ひろばでは生徒や学生らが明かり作りなどが体験できるワークショップも展開する。
 イベントの開催時間は午後3時から同8時半まで。明かりは同6時から点灯式を行う。雨天の場合は8日に延期。問い合わせは実行委〈marugame.machiakari@gmail.com〉。

(四国新聞・2023/10/06掲載)



関連情報