桜とネモフィラ競演 善通寺・五岳の里 7日までマルシェも
香川県善通寺市吉原町の善通寺五岳の里・市民集いの丘公園で、青空のような花色のネモフィラと、満開を迎えたピンク色のソメイヨシノが見頃を迎えている。目に飛び込んでくる鮮やかな色の対比に、花見客らが写真撮影を楽しんでいる。
ネモフィラは北米原産の1年草で、約200平方メートルに約4千株を栽培。桜は40品種415本が植えられており、中でもネモフィラとソメイヨシノが隣接する場所は、絶好の撮影スポットとして人気を集めている。
4日には前日までの雨が上がり、家族連れらが続々と来園。地面に広がるスカイブルーの花と見事な枝ぶりのピンクの花だけでなく、脇には白いオルレアや黄色いキンセンカも咲き誇り、喜んで写真を撮っていた。
また同公園では今年初めて、桜の開花期に合わせて桜マルシェを開催。7日までの毎日午前10時から午後3時まで、キッチンカーやテントで花見弁当やパン、スイーツなどを販売している。
ネモフィラは今月いっぱい、ソメイヨシノは7日ごろまでが見頃。続けてウコン、カンザン、フゲンゾウなどの桜が見られる。入園無料。火曜休園。
(四国新聞・2024/04/05掲載)