木下大サーカス 迫力の舞台、8年ぶりに ホワイトライオンや空中ブランコ
四国新聞創刊130周年記念事業の一環として、世界三大サーカスの一つ「木下大サーカス」が10月6日からイオンモール高松特設会場(香川県高松市香西本町)で開かれる。県内での公演は2011年以来8年ぶり。シンボルの「巨大な赤テント」で、世界でも珍しいホワイトライオンなどの猛獣ショーや、迫力ある空中ブランコ、アメリカンピエロによるコントなど、スリルとユーモアを交えた構成で家族連れらを魅了する。
同サーカスの木下唯志社長は「演技も設備も8年前より進化している。感動のステージをぜひ味わってほしい」と意気込んでいる。
目玉の一つは、ホワイトライオンとライオンの合わせて8頭が登場するステージ。調教師が打ち鳴らすむちの音に合わせ、鉄の輪をくぐったり、木製のたるに乗ってバランス芸を披露したり、ネコのようにかわいらしく床を転げたりするなど、意外な一面を次々に見せてくれる。もちろん百獣の王らしい一面も。8頭が横一線に並んで後ろ脚で立ち上がり、咆哮(ほうこう)する様子は迫力満点だ。
フィナーレを飾る空中ブランコも人気。高さ16㍍の天井からつり下げられたブランコにつかまった飛び手は、全身を使って大きく揺らし勢いよく宙を舞う。8㍍余り離れたブランコで構えた受け手がスイングを合わせ、空中でしっかり腕を伸ばしてキャッチする。ダイナミックな空中姿勢と、ぎりぎりのタイミングのキャッチングで魅せる。
舞台設定を変える幕あいの時間には、アメリカンピエロの2人組が登場。ギャグを満載した寸劇や華麗なジャグリングの最中にも落ちを付けるなど、多彩な演出で盛り上げてくれる。
公演は12月8日まで。休演日は毎週木曜日と10月9、23日、11月6、20日。入場料は大人前売り2900円(当日3300円)、子ども(3歳~中学3年生)前売り1900円(当日2300円)。各種指定席には別途料金が必要。
(2019/08/08)
木下大サーカス 高松公演
開催地 | イオンモール高松(香川県高松市香西本町1-1) |
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公演日時 | 10/6~12/8 |
休演日 | 木曜日、10/9、10/23、11/6、11/20 |
TEL | 087-832-0045(木下大サーカス高松公演事務局) |