１月のおすすめ観光スポット

　新年を迎えた讃岐の冬。とはいっても厳しい寒さを感じる日は数えるほど。お天気の良い日には観光地めぐりも苦になりません。冬の讃岐グルメのイチオシはなんといってもぷりっぷりの牡蠣。穏やかな瀬戸内が育んだ海の幸を召し上がれ。

瀬戸内海の冬は牡蠣小屋に集う

　牡蠣と言えば広島を想像しがちですが、実は香川の牡蠣もおすすめ。香川県は全国有数の牡蠣の産地でもあるのです。総務省の家計調査によると、牡蠣の1世帯あたりの消費量は、2012～2016年までの平均値で、1位の広島に次いでなんと全国2位となっており、うどん県は牡蠣大好き県でもあるのです。特に目の前の海から直送された牡蠣を炭火で豪快に焼く期間限定でオープンする「牡蠣小屋」が大人気で香川の冬の風物詩のひとつとなっています。香川県東部のさぬき市志度町では養殖が盛んなこともあり、牡蠣小屋が軒を連ねていて連日多くの人が訪れます。というのも実はほとんどの店で牡蠣がリーズナブルな価格で食べ放題。制限時間内に獲れたての新鮮な牡蠣を自分で焼き存分に味わえます。牡蠣小屋がオープンするのは毎年11月初旬～3月中旬頃までですが寒くなってきた今の時期の牡蠣が最も食べごろです。

　牟礼町の海を臨むエリアにある「牡蠣焼きわたなべ」は1997年オープンした牡蠣小屋の老舗。システムは2時間牡蠣が食べ放題で3,200円（価格変更の場合有）。こちらは牡蠣の食べ放題に加えなんとトッピングまで使い放題。しょう油、ポン酢、マヨネーズ、ピザソース」、バジルソース、わさび、レモン、大根おろしなど飽きることなく様々な味付けを焼きあがった牡蠣の上にのせていただきます。トッピングを混ぜ合わせることで自分好みの味付けを楽しむことができると好評。食べ残しが5個以上の場合追加料金が発生するのでマナーを守って楽しみたいもの。予約はＨＰから。

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八十八ヶ所最高峰の「雲辺寺」で冬景色

　四国霊場のうち最も高い標高911メートル、四国山脈の山頂近くにある第六十六番霊場「雲辺寺」。別名「四国高野」と呼ばれています。1200年の歴史があり、弘法大師が刻んだといわれる秘仏「千手観音菩薩像」が本尊としてまつられています。昔は遍路ころがしと呼ばれるほど難所、「関所寺」でしたが、現在は麓から毎秒10ｍの日本最大級の高速のロープウエイで山頂駅までスムーズに登ることができます。

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　霊場は、俗に「四国坊」と呼ばれ、四国の各国集まる僧侶たちの学問・修行の道場として「四国高野」と称されて栄えたと言われています。境内の中でひときわ目を引くのが立ち並ぶ姿も圧巻の五百羅漢像。500体ある仏像の中には必ず自分に似た1体があるともいわれているので探してみては。

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　また境内には「おたのみなす」という腰掛があります。お札を購入し、願いごとを書いて輪をくぐり、ナスの形をした腰掛に座って願いごとをします。ナスの形の腰かけが可愛いと若い女性がＳＮＳにアップするなど人気があります。

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　なすの形をした絵馬やお守りも人気があります。御朱印も季節ごとに趣向を凝らしたものがあるので忘れずに頂くようにしましょう。毘沙門天展望館展望台からは澄み切った空気の中で360度の大パノラマを望むことができます。

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　また12月～は人工スキー場「スノーパーク雲辺寺」もオープン。ロープウエイ山麓駅出札でロープウエイ往復乗車券とスキー場のチケットの『セット券』も販売しています。お詣りと一緒に白銀の世界でスキーも楽しめる非常に珍しいスポット。子どもゲレンデも併設されているので小さなお子さんもスキーを楽しめます。スキーセット、ウエアなどのレンタルも完備（帽子・ゴーグル・グローブは販売のみ）されています。

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こんぴら歌舞伎幟の粋なバッグ「コンバッグ」

　全国からファンが押し寄せる金毘羅歌舞伎大芝居。第1回目から金丸座や琴平の街並みを彩る鮮やかな幟（のぼり）を染めているのがことひら町の染匠吉野屋です。伝統工芸士である三代目の大野等さんと息子の四代目の篤彦さんが伝統芸能の歌舞伎と讃岐の伝統工芸ののり染めの両身近に感じて欲しいとバッグにすることを発案しました。

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　歌舞伎幟の配色は役者さんや公演に関わる人たちの気持ちが高ぶるように、訪れるお客さんたちが楽しめるように丁寧に染められています。染めた幟をバッグ用に裁断しているため1つとして同ものがないのが面白く、特徴でもあります。縫製を担当する大野桂子さんが、使いやすいように細やかな工夫を凝らし、内ポケットやキーホルダーを付けられるパーツなども加えて1つ1つ丁寧に縫製されています。鮮やかな色あいはファッションのポイントにもなります。年齢を問わず持つことができるのでお土産屋プレゼントにしても喜ばれそうです。トートバッグの他に書類入れ、ショルダーバッグ、スマホも入る携帯財布ショルダーなどもあり好みによって選ぶことができます。

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染匠吉野屋

染匠吉野屋

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過去のイベント（2018年1月）

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