故郷で情熱のソロ演奏　ピアノ・浅田萌（高松出身）、ホルン・金井祐奈（高松出身）が公演　19日・高松

　海外の音楽院で学んだピアニスト浅田萌（高松市出身）と、岡山県の大学に通うホルン奏者金井祐奈（高松市出身）のコンサートが19日、高松市のサンポートホール高松で開かれる。本年度に卒業などの節目を迎えた2人が、それぞれソロ演奏で情熱的な音色を届ける。

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　浅田はくらしき作陽大音楽学部卒業後、ロシア国立チャイコフスキー記念モスクワ音楽院を修了、昨年帰国した。金井は作陽大を3月に卒業予定で、昨年の全日本ジュニアクラシックコンクール全国大会で奨励賞を受賞。作陽大の学生と「マルチアンサンブル」を結成し、西日本豪雨被災地の岡山県倉敷市真備町地区などで無償の演奏会を開いている。

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　今公演は11曲を予定。浅田はショパンの「ノクターン」、金井はラインベルガーの「ホルンソナタ」などそれぞれ思い入れのある曲を披露。マルチアンサンブルも出演し「情熱大陸」などを演奏する。金井のホルンソロのパートでは、高松市出身の前沢晶子がピアノ伴奏を務める。金井は「復興への願いも込めて演奏したい。珍しいホルンソロにも注目して」と話している。

　14:00開演。会場は第1小ホール。入場料は一般1800円（前売り1500円）ほか。問い合わせは実行委、電話080-6388-0511。

（四国新聞・2020/01/16掲載）

ピアニスト浅田萌（高松市出身）と、ホルン奏者金井祐奈（高松市出身）のコンサート

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