一足早い春の訪れ スイセン咲き始め まんのう公園
まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で、ニホンズイセンが咲き始めた。来園者はかれんな白い花が広がる光景に足を止め、写真に収めたり、甘い香りを楽しんだりしながら、一足早い春の訪れを体感している。
ヒガンバナ科のニホンズイセンは、白い花びらとカップ形の黄色い副花冠が特徴。耐寒性の多年草であることから、別名「雪中花」とも呼ばれている。
国営讃岐まんのう公園では竜頭の森エリアの傾斜面で約2万5千本を栽培。直径約3センチの花を付けたニホンズイセンは、草丈が30~40センチほどに成長しており、寒風に揺れると辺り一面に芳香を漂わせている。
国営讃岐まんのう公園管理センターによると、2月中旬に見頃を迎える。周辺には梅やクリスマスローズも植栽されており、時季が合えば開花のコラボレーションが楽しめるという。
21~24日は施設点検などのため休園。2月8日からは各種イベントなどが楽しめる「早春フェスタ」を開催する。
かれんな白い花を咲かせ、周辺に甘い香りを漂わせるニホンズイセン=まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園
(四国新聞・2020/01/19掲載)
国営讃岐まんのう公園
所在地 | 香川県仲多度郡まんのう町吉野4243-12 |
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開園時間 | 9:30~16:30(2月末日まで) |
入園料 | 15歳以上450円/65歳以上210円/中学生以下無料 |
定休日 | 1/21~1/24は施設点検などのため休園 |
TEL | 0877-79-1700 |