関西で活動する室内オーケストラ「アンサンブル神戸」によるコンサート「2つの交響曲第五番」(東かがわ市コンサート協会主催)が2日、さぬき市鴨庄の市志度音楽ホールで開かれる。指揮に元NHK交響楽団主席バイオリン奏者の永峰高志を招き、チャイコフスキーやベートーベンの名曲を届ける。


アンサンブル神戸


 アンサンブル神戸は、阪神大震災後に仮設住宅で行った慰問演奏をきっかけに1996年に発足し、神戸市を拠点に公演を行っている。永峰は東かがわ市コンサート協会顧問で、父親が旧引田町出身という香川ゆかりの音楽家だ。高松一高出身のバイオリニスト西浦詩織もゲスト奏者として出演する。


永峰高志


 プログラムは3曲。モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」序曲で幕開けし、ベートーベンの交響曲第5番「運命」、チャイコフスキーの交響曲第5番と、クラシックの名曲を演奏。永峰が「運命」について分かりやすく解説するコーナーもある。東かがわ市コンサート協会の原彪会長は「初心者でも楽しめる内容。ぜひ中高生に聴いてほしい」と話している。

 14:00開演。入場料は一般2000円、高校生以下500円。問い合わせは東かがわ市コンサート協会、電話090-8699-3434。

(四国新聞・2020/01/30掲載)

アンサンブル神戸公演


所在地 香川県さぬき市鴨庄4610-44
開演時間 14:00
入場料 一般2000円、高校生以下500円
TEL 090-8699-3434


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