子ヤギ１５匹、愛らしい姿　例年より早く続々誕生　しろとり動物園

　東かがわ市松原のしろとり動物園で、2月に入ってヤギの赤ちゃんが次々と誕生するベビーラッシュとなっている。例年の出産時季に比べて1カ月ほど早く、関係者は「暖冬が影響しているのでは」と要因を推測。すでに一般に公開しており、愛らしい姿が来園者を魅了している。

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　しろとり動物園によると、14日までの1週間ほどの間に、雌のヤギ8匹が計15匹の子どもを相次いで出産した。内訳は三つ子が1組、双子が5組、一人っ子が2匹。雌雄はほぼ半々で、例年に比べて早い時季に子宝に恵まれたという。

　子ヤギは生後1～2時間で自力で立ち上がることができ、現在は母乳を飲んでいずれも体長30センチほどに成長。天気が良ければ、園内の放し飼いができる最も広いスペース「なかよしminiさふぁり」で、母子一緒に公開している。

　17日は強風や前日の雨の影響もあり、午後から同スペースで公開。白色や茶色の子ヤギたちは元気に駆け回ったり、時折母親の乳を飲んだりし、あいきょうを振りまいていた。高知市から訪れた大島優美さん（23）は「小さい子ヤギがたくさんいて、とてもかわいかった」と笑顔だった。

　入園には所定の料金が必要で、営業時間は9：00～17：00。問い合わせはしろとり動物園、電話0879-25-0998。

（四国新聞・2020/02/18掲載）

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しろとり動物園

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