“空飛ぶ金魚”優雅に 宇多津・ゴールドタワー 展望台に新施設完成
香川県宇多津町のゴールドタワー展望台に、金魚や熱帯魚の水槽、造花などをあしらった新施設「ソラキン」が完成し、20日にオープンした。色鮮やかな魚の群泳と、眼下に広がる瀬戸内の眺望に訪れた家族連れらが見入っていた。
ゴールドタワーは高さ158メートルで、1988年にオープン。ソラキンは上層部の展望台3フロアに整備した。
最上階の「天空の煌(きら)めき」(地上127メートル)は、金魚や鏡、ミラーボールで万華鏡をイメージした世界観を演出。窓際に配置された水槽の中を優雅に泳ぐ金魚は、眼下の瀬戸内海と一体となって「ここにしかない景色」を創出している。
一つ下にあるフロア「天空の潤い」(地上123メートル)は、色とりどりの熱帯魚や草花が生命力にあふれた雰囲気を醸し出す。さらにその下のフロア(同119メートル)は椅子を多数用意して、休憩スペースとした。
この日は県内外から家族連れらが訪れ、写真映えする景色をスマートフォンなどで撮影していた。高松市の看護師、池上麻衣さん(31)は「金魚がきれいで、自然いっぱいのかわいらしい雰囲気がとても好きです」と話していた。
ソラキンの営業時間は午前9時から午後9時まで。入館料は中学生以上が1200円。1歳~小学生が800円。
タワー2階のフードコートも全面的にリニューアルし、200席を用意。入場料金なしで利用できるようにした。
(四国新聞・2020/03/21掲載)
ソラキン
所在地 | 香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁8-1 |
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営業時間 | 9:00〜21:00 |
入館料 | 中学生以上1200円、小学生まで800円 |
TEL | 0877-49-7070 |