高峰秀子さん主演映画上映 小豆島・映画村、没後10年で12本 来月から6月まで
小豆島町田浦の二十四の瞳映画村は、小豆島が舞台の映画「二十四の瞳」(1954年、木下恵介監督)で主演を務めた女優の高峰秀子さんの没後10年を記念し、4月から6月まで「高峰秀子が愛した12本の映画」と題した映画上映イベントを開催する。
二十四の瞳の撮影が縁となって結ばれた高峰さんと、映画監督の故松山善三さん(当時は助監督)夫妻を顕彰する小豆島町の取り組みの一環。町は夫妻の養女で文筆家の斎藤明美さんから2017年に遺産の一部の寄贈を受け、基金を設立して映像作品の素晴らしさを発信する事業を展開している。
上映は4月4日~6月21日の土、日曜日(5月2、3日は除く)で、会場は映画村内のギャラリー松竹映画館。9:00から二十四の瞳を上映し、11:40から「馬」「春の戯れ」「雁(がん)」「浮雲」「張込み」「無法松の一生」「女が階段を上る時」「名もなく貧しく美しく」「山河あり」「放浪記」「恍惚の人」の高峰さん主演の11本を日替わりで上映する。二十四の瞳は期間中の平日にも常時上映する。
観賞は無料だが、映画村の入村料として中学生以上790円、小学生380円が必要。問い合わせは映画村、電話0879-82-2455。
二十四の瞳映画村
所在地 | 香川県小豆郡小豆島町田浦甲931 |
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営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 中学生以上790円、小学生380円 |
TEL | 0879-82-2455 |