玩具で振り返る昭和 流行の遊び、学校生活も 瀬戸内海歴史民俗資料館・来月24日まで
【※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため4/18から休館していましたが、5/9から開館します。】
昭和の子どもたちの遊びや流行を紹介した「昭和子ども文化展―遊び楽しむ子どもたち―」が瀬戸内海歴史民俗資料館(高松市亀水町)で開かれている。ブリキのおもちゃや家庭用ゲーム機のほか、教室の机やイス、ランドセルなどが並び、眺めているだけで懐かしい気持ちに浸ることができる。5月24日まで。
瀬戸内海歴史民俗資料館や個人の収蔵品など約100点を展示。平成、令和と元号が変わりゆく中で、当時流行した遊びを取り上げながら、学校生活や子どもの年中行事にも焦点を当て、昭和の時代を振り返る。
第1章の「様々(さまざま)な遊び道具と流行(はや)り」では、めんこや紙芝居といった昔ながらのものから、お菓子のおまけシールやキャラクターの形をした消しゴム、家庭用のテレビゲーム機まで、それぞれの世代の子どもたちが夢中になったおもちゃがずらり。次第に変化していく遊びのスタイルも見て取れる。
子ども時代の多くを過ごす「学校」をテーマにした第3章では、缶の筆箱や使い込まれたランドセル、夏休みの宿題などを紹介。当時の記憶をたどりながら楽しめる内容となっている。
このほか、アニメソングのレコードや漫画雑誌なども展示。壁には、子どもたちが遊ぶ様子を撮影した写真パネルが飾られ、併せて見るとさらに面白さが増す。
入場無料。問い合わせは瀬戸内海歴史民俗資料館、電話087-881-4707。
(四国新聞・2020/04/02掲載)
「昭和子ども文化展―遊び楽しむ子どもたち―」
所在地 | 香川県高松市亀水町1412−2 |
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開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(月曜日が休日の場合は、原則として翌火曜日) |
TEL | 087-881-4707 |