香川県小豆島室生の小豆島ふるさと村で14日、「さぬき夢気球フェスタ」が始まり、家族連れらが熱気球の係留飛行を楽しんだ。地元の飲食店などが出店したグルメイベントもあり、会場には歓声が響き渡っていた。29日まで3週連続で土曜、日曜日に開かれる。


空中からの眺望が楽しめる熱気球の係留飛行体験=小豆島町室生、小豆島ふるさと村


 「絶景」と「美食」をテーマに県と県観光協会が取り組む観光キャンペーンの一環で、旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)中四国事業部が企画。10月には高松市の屋島山上で開いていた。

 熱気球は直径約20メートルの大きさ。高さ10~20メートルまで上昇し、参加者は約5分間のフライトを満喫していた。

 大阪市からのバスツアーで家族5人で訪れた三重県名張市の会社員の男性は「熱気球に乗るのは初めてだが、景色が最高でいい経験になった」と満足そう。長女は「地元は山の中なので、きれいな海が見られてよかった」と笑顔で話した。

 飛行体験料は中学生以上2千円、小学生千円。搭乗は予約者優先。

(四国新聞・2020/11/15掲載)


さぬき夢気球フェスタ


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