香川県さぬき市小田のさぬきワイナリーが手掛ける香川大学農学部が開発したブドウ品種「香大農R-1」を使った2020年産の赤ワインが完成した。22日からさぬきワイナリーの物産センターや県内の主要酒店、香川大の生協などで販売される。


22日から販売される「香大農R―1」を使った2020年産赤ワイン=さぬき市小田


 赤ワインは「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」の商品名で販売しており、本格的に生産を始めて今年で15年目。一般的な赤ワインと比べ、抗酸化作用で知られるポリフェノールが2~3倍多く含まれるのが特徴で、高濃度にかかわらず飲みやすい。

 瓶詰め作業は10月下旬から20日まで行われ、720ミリリットル入りボトル約7千本を仕上げた。竹中剛工場長は「ブドウが良かったため、ワインもしっかりとした味わいになった。出来は上々。ぜひ家庭で味わってほしい」と話している。

 価格は1本2310円。発売日の22日はさぬきワイナリー物産センター2階に有料の試飲会場を設ける。時間は10:00~15:00。

 問い合わせはさぬきワイナリー、電話087-895-1133。

(四国新聞・2020/11/21掲載)

さぬきワイナリー


所在地 香川県さぬき市小田2671-13
営業時間 9:00~17:00
定休日 火曜日, 年末年始
TEL 087-895-1133


さぬきワイナリー


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